ユニバーサルサービス料

不明な付属料金「ユニバーサルサービス料」を解説

スマホやモバイルWi-Fiの毎月の請求書に、「ユニバーサルサービス料」という項目があります。
1ヶ月、2円と微々たる金額ですが、いったい何のサービス料金なのでしょうか?

ユニバーサルサービス料は、ほとんどのキャリアで請求されます。気になったので調べてみました。 

ユニバーサルサービス料とは?

ユニバーサルサービス制度について

加入電話、公衆電話、緊急通報(110番・118番・119番)の電話サービスを、「ユニバーサルサービス」といいます。
この国民生活に不可欠な電話サービスを、全国の人が公平に安定的に利用できるように、電話会社全体で協力して必要な費用を負担するユニバーサルサービス制度が、2006年よりスタートしました。

制度ができた理由

従来は、NTT東日本・西日本が、費用を負担していました。
ですが近年、携帯電話やIP電話が普及したうえ、電話会社の価格競争が激化したことで通話料金が大幅に安くなり、ユニバーサルサービスの確保に必要な費用が不足する事態になりました。

制度が導入される前年度の、NTT東日本・西日本のユニバーサルサービス収支は、東西合計で518億円の赤字でした。
NTT東日本・西日本だけでは、ユニバーサルサービスを維持することができなくなり、主要な電話会社全体で支えていくことになりました。

NTT東日本・西日本や、ドコモ、ソフトバンク、auといった携帯電話会社ほか、約25社が協力して費用を負担しています。

費用を負担するのは利用者

ユニバーサルサービス料を実際に支払うのは、電話会社と契約している私たちユーザーです。2012年からは、インターネットの光回線を利用した光IP電話も新たに、ユニバーサルサービスの対象となりました。

負担金額は1年ごとに算定され、総務大臣が認可します。
2016年度は1つの電話番号あたり「2円」の負担金となっています。集まったユニバーサルサービス料は電話会社の収入とはならず、NTT に交付されて、ユニバーサルサービスのために使われます。

ちなみに、ユニバーサルサービス料の年間集金額はいくらぐらいだと思いますか?
総務省の発表によると、2014年度は約68億円でした。

2014年のユニバーサルサービス料は3円/月でしたが、「ちりも積もれば山となる」とはこのことです。

モバイルWi-Fiルーターも1つの電話として扱われる

モバイルWi-Fiルーターの毎月の請求書で、1つ気になっていたことがありました。
使ったことのない電話番号がいつも記載されているのです。

実は、モバイルWi-Fiルーターは、携帯と同じ回線を使っているので、1台ごとに電話番号が割り当てられています。

ちょっと試しに、その番号にかけてみました。

「お客様のおかけになった電話番号は、お客様のご指定により、音声による電話はできません。番号をお確かめになって・・・」というアナウンスが流れただけで、ルーターを見ても変化はありませんでした。

ちなみに、無線回線を利用するWiMAXは、ユニバーサルサービス料はかかりません。
また、Yahoo!Wi-FiとY!mobileのモバイルWi-Fiルーターは、1台で2回線の電波を利用するため、4円(2円×2回線)の負担となります。

最後に

ユニバーサルサービス料が何なのか、今までよく分かりませんでしたが、国民生活に役立つお金だと分かり納得できました。総務省のサイトや、ユニバーサルサービス支援機関のサイトでは、ユニバーサルサービス制度について詳しく説明しています。

モバイルWi-Fi各社の速度・特徴・費用の徹底比較表【保存版】

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