docomo・au・SoftBank

スマホ新料金のカラクリ、新しいパケット定額プランは得か損か?

2015年夏、大手携帯キャリア3社そろって、スマホの料金体系が大きく変わりました。

ドコモ、ソフトバンク、auとも、国内であればどこへ電話をかけても通話し放題になった代わりに、一律7GBのパケット定額制だったのが、データ量に応じて選ぶパケット定額プランに変わりました。

新料金の導入で、毎月のスマホ代はどのように変わるのでしょうか? 新しく導入されたパケット定額プランの選択で失敗しないためにも、新料金の仕組みを正しく理解しておきたいと思います。

気になるスマホ新料金情報

スマホ代の内訳

まずはスマホ代の基本的な内訳を確認しておきます。
各キャリアで様々な料金プランが設定されていますが、内容はほとんど同じです。

まず、必ずかかってくる料金には次のものがあります。

①基本使用料金 + ②パケット通信料金 + ③通話料金 + ④インターネット接続料金 + ⑤ユニバーサルサービス料金

さらに、端末補償などのオプションサービスに加入していたり、スマホ端末を分割購入している人は、

⑥オプション料金 + ⑦端末代金

以上が削ることのできない固定費となりますが、各キャリアの割引サービスやキャッシュバックを受けることで料金が抑えられます。

新料金プランの内容

2015年夏に大きく変わった大手携帯キャリア3社の新料金をまとめました。

キャリア ドコモ ソフトバンク au
基本使用料
(通話し放題)
カケホーダイプラン スマ放題 カケホ
2,700円/月 2,700円/月 2,700円/月
カケホーダイライトプラン スマ放題ライト スーパーカケホ
1,700円/月 1,700円/月 1,700円/月
パケット
定額料金
(月額固定)
2GB (3,500円) (3,500円) (3,500円)
3GB 4,200円
5GB 5,000円 5,000円 5,000円
8GB 6,700円 6,700円 6,700円
10GB 10、15、20、30GBは
家族でパケットを分け合う
シェアパックになります。
8,000円 8,000円
13GB 15、20、30GBは家族で
パケットを分け合う
シェアパックになります。
9,800円
通話料金 無料(国内通話料金を制限なく定額で使用できる)
インターネット接続料金 spモード S!ベーシックパック EZ WINコース
300円/月 300円/月 300円/月
各種オプション料金 200~600円(端末補償などのオプション)
端末代金 端末代金/24回(2年)
ユニバーサルサービス料 2~4円

※表記の金額はすべて税抜です。

インターネット接続料金とは、スマホでインターネットやメールをするために必要な料金です。

パケット料金の仕組みやユニバーサルサービス料については、別ページで詳しく説明しています。
»パケット通信料金が高い!?新料金でスマホ代を安くする方法
»不明な付属料金「ユニバーサルサービス料」を解説

旧料金との違い

電話が通話し放題になった

旧料金との大きな違いは、基本使用料金に通話料金が組み込まれるかたちとなり、通話料金が無料になったことです。

旧料金の基本料金は743円~934円と安い代わりに、通話量に応じて2円/30秒の通話料金がかかりました(キャリア同士の通話は無料)。新料金ではキャリア横並びで基本料金が2,700円に値上がりしましたが、国内ならどこへかけても通話し放題となりました。

また、基本使用料金1,700円で5分以内の通話であれば通話し放題のプランも、新しく導入されることになりました。ドコモの「カケホーダイライトプラン」、ソフトバンクの「スマ放題ライト」、au の「スーパーカケホ」です。どのプランも2GBのパケット定額プランとの併用は不可で、利用できるパケット定額プランが限定されることに注意してください。

通話し放題の新料金に移行して得する人は、通話の利用が多い人です。
逆に、通話の利用が少ない人にはメリットが少ないと思われます。

パケット定額料金が選択制になった

旧料金では、上限通信量として一律7GBのパケット定額制(4000円台〜5000円台/月)だったため、データ通信利用が多い人も少ない人も、月々にかかるパケット定額料金は同じでした。新料金ではデータ量に応じて2GB~30GBの中からパケット定額プランが選べるようになり、データ通信をあまりしない人はパケット代を節約できるようになりました。

■ 新料金で得する人
  • あまりデータ通信をしない人(スマホでWEBページや動画をあまり見ない人)
  • Wi-Fiのネット回線を活用して、パケット通信量を管理できる人
■ 新料金で損する人
  • 1ヶ月で7GBしっかり通信する人(スマホで動画をよく見る人やテザリング機能を利用する人)

7GBの定額プランがなくなり、5GBの5,000円のプランか、8GBの6,700円のプランかを選ぶことになります。

家族でパケットを分け合えるサービス

家族で同じキャリアを利用している場合、家族内でパケットを分け合えるサービスがあります。

ドコモの「パケット家族シェア」、ソフトバンクの「家族データシェア」です。

家族の1人が親回線として10Gバイトから30Gバイトまでのパケットプランに加入し、それ以外の端末は1台500円/月のオプション料金を支払うことでパケットをシェアすることができます。

パケット定額料金は9,500円~22,500円と一見高く感じますが、家族の頭数で割るとパケットを分け合うほうが割安になる場合があります。とくに家族の中にインターネットをほとんどしない人と、通信データ量の利用が多い人がいる場合、ムダなくパケットが共有できるのでおすすめです。

auは家族間でパケットをシェアするパケット定額プランはありませんが、余っているパケットを家族にプレゼントできる「データギフト」というサービスがあります。

家族パケットシェアモデル

■ 家族向けパケット定額料金
容量 ドコモ
「パケット家族シェア」
ソフトバンク
「家族データシェア」
10GB 9,500円
15GB 12,500円 12,500円
20GB 16,000円 16,000円
30GB 22,500円 22,500円
■ 4人家族で1人が、5GB/月を利用する場合のパケット定額料金
5GBのパケットプランを各々で契約 5,000円×4人=20,000円/月
20GBのパケット定額プランを4人家族でシェア 16,000円+子回線1,500円(500円×3人分)=17,500円/月

家族でパケットをシェアすると、各々でパケット定額プランを契約するよりも月に2,500円お得になります。

まとめ

■ スマホの新料金の特徴

① 通話料金 国内ならどこにかけても定額
② 通信料金 データ通信量に応じてパケット定額プランを選ぶ

スマホの普及によって、通話よりもデータ通信がメインになってきました。新料金では、通話料金よりもデータ通信料金を重視する流れに変わりつつあります。

新料金で損をしないためには、利用するデータ通信量を把握して、自分にあったパケット定額プランを選択することが大切です。家族でパケットをシェアできるサービスを利用したり、今まで気にせず使っていたデータ通信量を節約するなど、自分が使うデータ通信量を管理していく必要があります。

パケット通信量の節約方法については別ページで詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
»パケット通信料金が高い!?新料金でスマホ代を安くする方法

モバイルWi-Fi各社の速度・特徴・費用の徹底比較表【保存版】

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