ユニバーサルサービス料

不明な付属料金「ユニバーサルサービス料」を解説

スマホはもちろん、モバイルWi-Fiなどの毎月の請求書で「ユニバーサルサービス料」という項目を見たことはないでしょうか。

現在は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、UQコミュニケーションズのキャリア各社は1ヶ月あたり2円と微々たる金額ですが、2019年7月にはユニバーサルサービス料を3円に値上げすることが通信各社から発表されました。

モバイルWiFiも格安スマホも使う私がそうであるように、「何に使われているのかはっきりしないと、気が済まない」という方もいらっしゃるはずです。

そこで、スマホ、モバイルWi-Fiのほとんどのキャリアでかかってしまう、ユニバーサルサービス料について調べてみました。 ユニバーサルサービス料について、疑問を抱いているという方は、是非ご一読下さい。

ユニバーサルサービス料とは?

ユニバーサルサービス制度について

NTT東西の固定電話、公衆電話、緊急通報(110番・118番・119番)の電話サービスを、「ユニバーサルサービス」といいます。

この国民生活に不可欠なユニバーサルサービスを、全国の人が公平かつ安定的に利用できるように、通信会社全体で協力して必要な費用を負担しようと2006年にスタートしたのが、ユニバーサルサービス制度です。

1つの電話番号に対し、月額でユニバーサルサービス料がかかる仕組みとなっています。

制度ができた理由

従来は、NTT東日本・西日本が、費用を負担していました。ですが近年、携帯電話やIP電話が普及したうえ、電話会社の価格競争が激化したことで通話料金が大幅に安くなり、ユニバーサルサービスの確保に必要な費用が不足する事態になりました。

ユニバーサルサービス制度が導入される前年度の、NTT東日本・西日本のユニバーサルサービス収支は、東西合計で518億円の赤字でした。NTT東日本・西日本だけでは、ユニバーサルサービスを維持することができなくなり、主要な電話会社全体で支えていくことになったというのがユニバーサルサービス制度の成り立ちです。

NTT東日本・西日本や、ドコモ、ソフトバンク、au、といった通信会社に限らず、モバイルWi-Fiや格安スマホサービスを提供するUQコミュニケーションズなども協力して費用を負担しています。

ここで、「え?電話番号がないのにモバイルWi-Fiも負担するの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。詳しくは次項でご説明します。

モバイルWi-Fiルーターも1つの電話として扱われる

モバイルWi-Fiルーターの毎月の請求書で、使ったことのない電話番号が記載されているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、モバイルWi-Fiルーターは、携帯と同じ回線を使っているので、1台ごとに電話番号が割り当てられています。

そのため、1番号あたりに割り当てられるユニバーサルサービス料がかかってしまうのです。

試しに、モバイルWi-Fiの番号にかけてみましたが、「お客様のおかけになった電話番号は、お客様のご指定により、音声による電話はできません。番号をお確かめになって・・・」というアナウンスが流れただけで、ルーターを見ても変化はありませんでした。

この調査で、モバイルWi-Fiは電話としての役割は果たさないものの、ルーター1つ1つに電話番号が割り当てられているため、ユニバーサルサービス料が発生するということがわかりました。

ユニバーサルサービス料を負担するのは利用者

ユニバーサルサービス料を実際に支払うのは、電話会社やモバイルWi-Fiを契約している私たちユーザーです。2012年からは、インターネットの光回線を利用した光IP電話も新たに、ユニバーサルサービスの対象となりました。

これまでの、ユニバーサルサービス料金の遷移は以下の通りです。
ユニバーサルサービス料
1月 7月
2007年 7円 7円
2008年 6円 6円
2009年 8円 8円
2010年 8円 8円
2011年 7円 7円
2012年 5円 3円
2013年 3円 3円
2014年 3円 3円
2015年 2円 2円
2016年 2円 3円
2017年 2円 3円
2018年 2円 2円
2019年 2円 3円

参照URL:
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/universalservice/

これまでユニバーサルサービス料は、1つの電話番号あたり「2円」の負担金となっていましたが、2019年7月から3円となることが決定しています。

集まったユニバーサルサービス料は電話会社の収入とはならず、NTT に交付されて、ユニバーサルサービスのために使われます。

ちなみに、ユニバーサルサービス料の年間集金額はいくらぐらいだと思いますか?総務省の発表によると2019年のユニバーサルサービス料の負担金総額は69.8億円と発表されています。

1番号あたりのユニバーサルサービス料は決して大きくありませんが、これだけ多くの方がスマホやモバイルWi-Fiを契約している時代になったということがわかります。

最後に

ユニバーサルサービス料が何なのか、今までよく理解していませんでしたが、国民生活に役立つお金だと判明し、納得することができました。

総務省のサイトや、ユニバーサルサービス支援機関のサイトでは、ユニバーサルサービス制度について詳しく説明しているので、是非参考にしてみて下さい。

モバイルWi-Fi各社の速度・特徴・費用の徹底比較表【保存版】



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