聞いたことはあるけど、実際にモバイルWiFiとはどんなものなのか、よくわからない…そんな方もいらっしゃるかと思います。
モバイルWiFiとは、一言で表現するなら、「持ち運びが可能で、どこでも簡単にインターネットが利用できるようになる通信端末」です。
本ページでは、「モバイルWiFiとは一体どんなものなのか?」について、専門用語ではなく、簡単な言葉でどなたにもわかるようにご説明させていただきます。
さらに、モバイルWiFiのメリットとデメリット、使用方法についても、合わせてご説明いたします。
モバイルWiFiについて詳しく知りたい方や、新たな通信環境を手に入れたい方など、ぜひご覧ください!!
モバイルWiFiとは?
モバイルWiFiとは、一体どんなものなのでしょうか。さっそく、ポイントごとにご説明させていただきます。モバイルWiFiとは?
モバイルWiFiとは、「インターネット環境が利用できるようになる通信端末」のことで、小型で持ち運びが簡単であることが特徴です。通信端末のことは、一般的に「ルーター」と呼びます。WiFiルーター、モバイルルーターと呼ばれるケースもあります。
モバイルWiFiと接続する機器は?
WiFi接続機能を持つ、パソコンやスマートフォン、ゲーム機といった電子機器は、モバイルWiFiとの接続が可能であり、モバイルWiFiと接続することで、インターネット通信が利用できるようになるのです。モバイルWiFiはどこで手に入る?
モバイルWiFiのルーターは大手通信会社などが販売しておりますが、モバイルWiFiの通信契約を結べば、ルーターは実質的に無料でレンタルしてもらえることが多いです。そのため、モバイルWiFiルーターはレンタルで利用するのが一般的です。
モバイルWiFiのサービスを提供している会社は?
2021年現在、大手通信業界から新規参入組まで様々な企業がモバイルWiFiのサービスを提供しています。主要なサービスとしては、ドコモ、au、ソフトバンクの3大通信キャリア、UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAX、ワイモバイルのポケットWiFiなどがございます。
工事不要でコスパ抜群!モバイルWiFiのメリットとは?
ここまで、モバイルWiFiとはどんなものなのかをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。 モバイルWiFiの概要がよくお分かりになったかと思います。そして、ここからはモバイルWiFiのメリットとデメリットについて、ご紹介いたします。 まずは、モバイルWiFiのメリットから、見ていきましょう。
モバイルWiFiの大きなメリットは、主に以下の4点です。
- 自宅でも外でも使える
- 回線工事不要ですぐに利用可能
- 料金が固定回線に比べて安い
- スマホのデータ通信量を節約できる
自宅でも外でも使える
モバイルWiFiの一つ目のメリットは、自宅でも外出先でも利用できる点です。モバイルWiFiは小型かつ軽量で持ち運びが自由にできるため、サービスが提供されているエリア内の電波が入る場所であれば、場所を選ばずに利用することができます。
つまり、モバイルWiFiルーターの電源を入れるだけで、どこでもインターネット環境を利用することが可能になるのです。
普段は家の中でインターネットやオンラインゲームで利用し、旅行や出張などの外出先時でも、日常的に使っているものをそのまま利用できるという優れものです。
回線工事不要ですぐに利用可能
モバイルWiFiの二つ目のメリットは、回線開通工事が不要である点です。インターネット回線を家まで引っ張ってくる「固定回線」の場合は、工事日程を調整した上で回線の開通工事が必要となります。 また、マンションではそもそも工事自体ができないケースもあります。
一方、モバイルWiFiであれば、電源を入れて簡単な設定をするだけで、すぐに利用を開始できます。
回線工事が不要なため、引っ越し直後にすぐにインターネット環境が欲しい時などに便利です。
料金が固定回線に比べて安い(月額料金・初期費用・工事費)
モバイルWiFiの三つ目のメリットは、料金が固定回線に比べて安いことです。モバイルWiFiは、月額料金が3,000円~4,000円台であることが多く、固定回線と比較すると月額料金が半額程度になるケースもあります。
また、開通工事が不要なため工事費もかかりませんし、初期費用も安いことから、モバイルWiFiはコストパフォーマンスに優れています!
スマホのデータ通信量を節約できる
モバイルWiFiの四つ目のメリットは、スマートフォンのLTEなどのデータ通信量を節約できる点です。普段の生活で、外出先ではスマートフォンでインターネットに接続されている方がほとんどだと思います。
ただ、スマートフォンでのインターネット接続には、データ通信量の制限が存在するため、動画の視聴など大容量の通信を行ってしまうと、あっという間にデータ通信量の制限に到達してしまいます。 きっと、月末の速度制限に悩まされている方も多いですよね。
もちろん、モバイルWiFiにもデータ通信量の制限は存在するものもありますが、モバイルWiFiとスマートフォンを併用することで、利用できるデータ通信量を増やすことができます。
また、一部のモバイルWiFiの中には、データ通信量の制限が緩いものもございます。
例えば、WiMAX 2+は、ギガ放題プランを契約すれば、データ容量は実質無制限(※)で利用することができるのです。
※3日間で10GBを利用した場合に、一時的な通信制限がございます。
こういった、データ通信量を多く利用できるモバイルWiFiと契約すれば、スマートフォンは一番安価で通信をあまりしない人向けのプランに切り替えて、通信費を削減することが可能になります。
以上、モバイルWiFiのメリットをご紹介しました。 どこにでも持ち運ぶことができるだけでなく、工事が不要で購入後すぐにインターネット環境を整えることができ、節約にもなるモバイルWiFiは非常に魅力的ですよね。
ただし、メリットだらけのモバイルWiFiにもいくつかのデメリットがあります。 続いては、モバイルWiFiのデメリットをご紹介いたします。
速度は固定回線に劣る?モバイルWiFiのデメリット
モバイルWiFiの主なデメリットは以下の4つです。通信速度が固定回線には劣る
モバイルWiFiの通信速度は、サービス提供が開始された当初より飛躍的に向上しています。しかしながら、固定回線と比較すると若干劣るのが現状です。もちろん、日常でインターネット環境を利用する分にはモバイルWiFiでも問題はございませんが、高速かつ安定的な通信を必要とされる方は、固定回線を利用された方が良いでしょう。
外で使う場合、ルーターを持ち運ぶ必要がある
言うまでもないことですが、モバイルWiFiを外出先で使用するためには持ち歩く必要があります。万が一、ご自宅に忘れてしまった場合は、利用することができませんので、ご注意を。
ルーターは充電しなければ使えない
モバイルWiFiのルーターは充電が必要ですので、バッテリーが切れる心配があります。ルーターの連続利用可能時間は半日程度のものが多いため、1日中使うためには外出先での充電が必要になることもあります。
そのため、外出先での充電環境を考えた上で持ち運ぶことをおすすめしますよ。また、ご自宅で充電を忘れないよう心掛けましょう。
通信制限がかかる場合がある
モバイルWiFiには、通信制限が設定されているものが多いです。そのため、規定のデータ通信量を超過した場合は、通信制限が発生し、制限が解除されるまでは満足な通信速度で利用できなくなる場合もございます。 このことは、頭の片隅に入れておきましょう。
モバイルWiFiのデメリットについては以上です。 モバイルWiFiのメリット、デメリットをそれぞれご紹介してきました。
比較してみると、デメリットよりもメリットの方が非常に大きいことがお分かり頂けたのではないかと思います。
ここまでの解説を読んで「モバイルWiFiを契約したい」とお考えの方もいらっしゃいますよね。 そこで、最後に、モバイルWiFiの利用方法についてご紹介したいと思います。
とっても簡単!モバイルWiFiの利用方法
モバイルWiFiの利用方法は、最初の設定方法も普段の使い方もとっても簡単なんです。 では、購入から利用するまでの流れをみていきましょう。モバイルWiFiを購入から利用までの流れ
①お申し込み
まず、モバイルWiFiルーターのお申し込みが必要です。モバイルWiFiはスマートフォンやインターネットから簡単に申し込むことができます。もちろん、店舗での申し込みも可能です。スマートフォンやインターネットからの申し込みの場合、会社によって多少前後しますが、数日後に本体端末(ルーター)が到着します。最速で、即日発送に対応している事業者もありますよ。
②電源ON
まず、端末にSIMカードを差し込みます。※機種によっては差し込みが不要の場合もございます。
その後、端末の電源を入れてください。
※会社によっては、最初の利用前に端末の充電が必要な場合もございます。
③接続
端末の電源が入ると、画面やライトが点灯します。 電源が入ったことを確認したら、モバイルWiFiを接続したいパソコンやスマホなどの機器上でSSID(※)とパスワードを入力すれば、接続完了。 これでモバイルWiFiを利用することができます。なお、モバイルWiFiは使用しない時、電源をOFFにして充電しておくと良いですよ。
SSIDとは
外出先でスマホのWiFi設定を開いてみると、周りのWiFiアクセスポイントが上から下までたくさん表示されることがありますが、このWiFiアクセスポイントそれぞれには識別ができるように名前がつけられており、その名前がSSIDと呼ばれています。
SSIDは「Service Set Identifier」の略称で、無線LANの国際通信規格で規定されているWiFiアクセスポイントの識別子のことです。SSIDはWiFiの親機になるもの全てが所有しています。通信機器によっては、SSIDを変更することもできます。
外出先でスマホのWiFi設定を開いてみると、周りのWiFiアクセスポイントが上から下までたくさん表示されることがありますが、このWiFiアクセスポイントそれぞれには識別ができるように名前がつけられており、その名前がSSIDと呼ばれています。
SSIDは「Service Set Identifier」の略称で、無線LANの国際通信規格で規定されているWiFiアクセスポイントの識別子のことです。SSIDはWiFiの親機になるもの全てが所有しています。通信機器によっては、SSIDを変更することもできます。
さて、ここまで「モバイルWiFiとは?」というテーマでご説明してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
モバイルWiFiとはどういったものなのかお分かりになったことで、実際にモバイルWiFiを利用してみたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
モバイルWiFiは、docomoなど大手携帯電話会社を筆頭に多くの企業がサービス提供しており、価格や端末、容量、海外利用が可能かどうかなど、各社によってサービスの内容が大きく異なります。
そのため、口コミや比較ランキングサイトなどを確認し、どこの会社のモバイルWiFiがお得で便利なのかを見極めて契約を行う必要があるのです。
そこで、当サイトが20社以上のモバイルWiFi各社を徹底的に比較し、人気のモバイルWiFiをランキング形式でご紹介しているページを掲載いたします。
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