簡単に安価で契約することが可能で、持ち運びもできることから近ごろ人気のモバイルwifi。
しかし、外出先で使用する場合は、スマホやパソコンなどの電子機器と同様に
「バッテリー持ち」が気になりますよね。せっかく持ってきたのに、ルーターのバッテリーが切れてしまっては、元も子もありません。
このページでは、そんなモバイルwifiのバッテリー持ちについて気になる方へ、電池持ちの良い端末や電池持ちを良くする方法をご紹介します。
これから契約する方、乗り換えをご検討されている方は、ぜひバッテリーが長持ちするモバイルwifiをチェックしてみてください!
目次
電池持ちの良いモバイルWifiはどれ?見るべきポイントとは
一口に「電池持ちが良い」と言っても、モバイルwifiの端末説明には「連続通信時間」や「連続待受時間」など、様々なスペックが書いてあります。
モバイルWiFiのスペックのうち、どの項目をチェックすれば、バッテリーが長持ちするモバイルWiFiを見つけることができるのでしょうか?
その答えはずばり…「連続通信時間」。
電池持ちの良いモバイルwifiを見つけるには、機種本体バッテリー容量や連続待受時間ではなく、連続通信時間がポイントなんです。
連続通信時間とは、実際にモバイルwifiを利用してインターネット通信ができる時間の長さのこと。
モバイルwifiは実際に通信を行ってこそですから、バッテリー持ちを比較する際は機種の連続通信時間を確認しましょう。
また、もう一つチェックすべき点として、電池の寿命が挙げられます。
モバイルwifiのバッテリーの持ちには、電池の寿命も関係してきます。
皆さんの中にも、使っているスマートフォンの電池持ちが短くなってきたなと感じることも多いでしょう。
これはまさに、電池の寿命が減ってきたためにバッテリー持ちも悪くなっているのです。
電池の寿命については、実際に使っている最中でなければ感じることができません。
しかし、口コミなどで電池の寿命について言及されていることがあるため、契約する際にチェックしてみましょう。
さて、電池持ちの良いモバイルwifiを選択するための条件はお分かりいただけましたか?
モバイルwifiの契約はネットで行う方が多いと思いますので、申し込む際にモバイルwifi端末のスペックをささっと調べて電池持ちをチェックしてみて下さいね。
バッテリーが長持ちするポケットWifiおすすめ3選
ここからは、バッテリーが長持ちするおすすめのモバイルwifiについて、具体的に機種を紹介していきます。
早速、1つ目の機種からいきましょう。
WiMAX Speed Wi-Fi NEXT WX06


WiMAX Speed Wi-Fi NEXT WX06は、UQコミュニケーションズ社が提供する容量実質無制限の「WiMAX」のルーターです。
WX06では、インターネット通信の速度やバッテリーの消費量を変えられるように、
いくつかの通信モードが用意されています。通信モードによって連続通信時間も異なりますので、それぞれ紹介していきます。
まず、初期値として設定されている「ハイスピードモード」の場合、連続通信時間は以下の通りです。
スタンダード(一般的な通信方法):約11.5時間
エコモード(バッテリー消費量を抑えた通信方法):約14時間
ハイパフォーマンス(通信速度を優先):約8.3時間
続いて、LTEを使用した高速かつ安定感のある通信方法「ハイスピードプラスエリアモード」では、連続通信時間は以下の通りになります。
スタンダード(通常時の通信方法):約10.5時間
エコモード(バッテリー消費量を抑えた通信方法):約13.3時間
ハイパフォーマンス(通信速度を優先):約8.1時間
普通に使う場合は、ハイスピードモードで十分。スタンダードで使用するとバッテリーは11.5時間持つので、半日は充電無しで使えますね。
また、インターネット通信をしていない間の連続待受時間は、休止状態の場合約700時間、ウェイティング時で50時間。一度フルに充電しておけば、ちょっとした旅行で使うなどの際にも十分活躍してくれるでしょう。
- 製造元:NECプラットフォームズ株式会社
- 重量:約127g
- 本体色: ライムグリーンまたはクラウドホワイト
WiMAX Speed Wi-Fi NEXT W06


さて、続いてのおすすめ機種は、同じくWiMAXの機種「W06」。WiMAX機種には「WXシリーズ」と「Wシリーズ」の2種類があり、W06は「Wシリーズ」の中で最も人気の機種です。
W06も、通信方法を変えることができるため、それに応じて連続通信時間も異なります。
ハイパフォーマンス(通信速度を優先する通信方法):約6.5時間
スマート(通常時の通信方法):約9時間
エコ・バッテリーセーブ(バッテリー消費量を抑えた通信方法):約10.5時間
ハイパフォーマンス(通信速度を優先する通信方法):約5時間
スマート(通常時の通信方法):約6時間00
エコ・バッテリーセーブ(バッテリー消費量を抑えた通信方法):約10時間
W06はWX05よりも通信速度が速い分、バッテリー持ちは少し悪くなっています。しかし、通常時でバッテリーが約9時間も持つため、普通のお出かけ程度であれば十分使えるでしょう。
- 製造元:HUAWEI
- 重量:約125g
- 本体色:ブラック×ブルーまたはホワイト×シルバー
WiMAXの契約はプロバイダ選びも大切
ここまでご紹介してきたWiMAXは、プロバイダと呼ばれる販売事業者によって料金が大きく異なります。 そのため、できるだけお得な料金で利用されたい方は、料金設定が安く、サービス内容の良いプロバイダを選ぶことが重要です。
当サイトでは、WiMAXプロバイダのおすすめランキングで上位を独占している2社を徹底比較し、本当におすすめのWiMAXプロバイダをご紹介しております。
WiMAXの機種をご契約されたい方は、下記のボタンから遷移するページをぜひ参考にしてみて下さいね。
おすすめWiMAXの
詳細解説はこちら!
Y!mobile Pocket WiFi 803ZT


最後にご紹介するバッテリー長持ち機種は、ソフトバンク社が運営するワイモバイルの端末「Y!mobile Pocket WiFi 803ZT」。
ワイモバイルの最新機種で、連続通信時間は約12時間。半日ほど持つ上に、Y!mobileが扱う端末の中でも下りの通信速度が最速!速さと電池持ちを兼ね備えたおすすめの端末です。
連続待受時間は、無線LAN OFF時で約1,590時間。モバイルwifiをあまり使わない方だと、一度フルに充電して出先に持って行けば、しばらく充電は必要ないでしょう。
以上3つが、おすすめのバッテリー長持ちタイプのモバイルWiFiでした。
モバイルwifiは、やはり持ち運んでこそのもの。バッテリー持ちが長ければ長いほど助かりますよね。ぜひバッテリー持ちの良いモバイルWifi端末を選んでみて下さい。
さて、モバイルwifiのバッテリーを長持ちさせるには、バッテリー持ちのよい端末を選ぶことに加えて、モバイルwifiの使い方も大きなポイントになります。
なるべくバッテリーを消費しない使い方をすれば、電池持ちはもちろん、電池の寿命も延びるというもの。ここからは、モバイルwifiのバッテリー消費を抑える効果的な使い方を見ていきましょう。
モバイルwifiのバッテリー消費を減らしたい!簡単な方法を紹介
どんなに長持ちのバッテリーを搭載したモバイルWifiを選んでも、いずれは電池切れしてしまうもの。充電する場所がないため、肝心なときにインターネット環境が使えない…なんて事態は避けたいですね。
ここでは、緊急時にも使えるモバイルwifiのバッテリーを長持ちさせる方法を紹介します。普段の使用時から心がけることで、より一層モバイルwifiのバッテリーを長く保つことができますよ。
省電力機能の活用
1つ目は、省電力機能の活用です。
ほとんどのモバイルwifiには、自動電源オフや、自動WiFiオフ、エコモードの通信機能が備えられています。これらを設定するだけで、驚くほど電池の持ちが変わってきます。
こまめに電源を切る
2つ目は、電源をこまめに切ること。電波の届かない場所、モバイルwifiを使用しない際は、必ず電源を切りましょう。
電源をつけっぱなしにしているだけで、電池は消費されます。
Bluetooth接続を利用する
3つ目は、wifiルーターと接続機器間の通信を、Bluetoothのテザリング機能によって行うこと。
モバイルwifiの中には、Bluetoothでスマホやパソコンと通信できるものがあります。Bluetoothでテザリングをした場合、通常よりもずっとバッテリー消費が抑えられるため、なるべく長時間モバイルwifiを使いたい時におすすめです。
CA機能(キャリアアグリゲーション)は使用を控える
4つ目は、CA(キャリアアグリゲーション)機能の使用はなるべく避けること。
キャリアアグリゲーションとは、異なる周波数の電波回線をまとめてルーターに送り、速い速度で通信できるようにすることを指します。
モバイルwifiの端末によってキャリアアグリゲーション機能がついているもの・ついていないものが分かれますが、電池を長持ちさせたい場合にはこの機能は使わないことをおすすめします。
電池の寿命を延ばすには充電がポイント
次に、電池の寿命を長持ちさせる方法ですが、これはスマートフォンやパソコンなどの電子機器と同様、「充電」がポイントとなってきます。
電池は消耗品で、充電を繰り返すことにより膨らむなどして劣化します。そのため、充電の回数をなるべく減らすことが、劣化を遅らせることに繋がるのです。
たとえば、満タンまで充電した後は、なるべく充電切れギリギリまで充電しないことを心掛けましょう。さらに、安価なUSBコードなど品質の悪い充電器を使用することも、電池への負担が増えることにより電地の劣化に繋がります。専用のクレードルがセットになっている機種であれば、ぜひクレードルを活用してみましょう。
また、ルーターの保存状態が悪いことによるバッテリーの劣化もあり得ます。保管場所には気を付けましょう。また、長期間使用しない際は、充電を満タンやゼロの状態ではなく、半分程度充電するのがおすすめです。
モバイルwifiのバッテリーを長持ちさせる方法、モバイルwifiの電池の寿命を延ばす方法を紹介しましたが、いかがでしたか?劇的に改善するものというより、日ごろのこまめな心掛けが結果に結びつくものです。
簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみて下さい!
連続通信時間の長い機種がおすすめ
今回は、電池持ちの良いモバイルwifiや、ワイファイのバッテリーを長持ちさせる方法などを説明してきました。最後に、改めてポイントをまとめてみましょう。
まず、
電池長持ちのモバイルWiFiを選ぶためには、「連続通信時間」が最大のポイント。バッテリー容量ではなく、必ず連続通信時間を確認しましょう。
また、どんなに長持ちする電池でも、充電は切れるものです。できる限り長持ちさせるために、エコモードの切り替えを上手く活用してみましょう。
更に、原始的な方法ですが、こまめに電源をオフにすることも意外と重要です。緊急の業務対応や、海外出張など大事な時にモバイルWiFiを使用できるよう、電池の消費量を抑えましょう。
もちろん、電池には寿命があるため、使っていくうちにある程度のバッテリーの持ちが悪くなってしまうのは仕方がありません。
寿命をできる限り延ばせるように、充電の回数を減らすことを心がけるのも大きなポイントです。
安い値段で手軽に購入できるモバイルwifiですが、使いたいときにちゃんと使えることが最重要です。
そのためにも、バッテリーが長持ちする機種を選び、その上で電池の消費量を抑えるよう心掛けてみてください。